アガサ・クリスティの2作品で英語学習
アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」と「そして誰もいなくなった」で英文法の勉強が出来る本を購入しました。こちら↓の2冊です。
「ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件」
「ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった」
私はどちらの作品も日本語翻訳で読んだ事があって、大体のストーリーは覚えています。
もともとアガサ・クリスティが好きなので、アガサ・クリスティ作品で英語の勉強も出来るのが嬉しいです。
目次
「ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件」感想
ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件
原著:アガサ・クリスティ
英文リライト∶ニーナ・ウェグナー
文法解説∶岡本 茂紀
出版社:IBCパブリッシング
値段:2,420円(税込み)
「ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件」は2022年発売。発売当時に本屋で見てからずっと気になっていたのですが、最近やっと購入しました。
内容はこの4つです。
①アガサ・クリスティの生い立ちや「オリエント急行殺人事件」について
左ページ 英文
右ページ 日本語訳
②本編
左ページ 英文
右ページ 英文法の解説、単語
③日本語訳
④英文法の解説(2ページ)
アガサ・クリスティの幼少期や結婚離婚、再婚の話は、ファンなら既に知ってる事も多いと思います。
①のパートにはアガサ・クリスティの紹介と、ポアロやオリエント急行の説明などが載っています。
①のパート後半にはネタバレもあるので、ストーリーを知らない方は後半を読まないように要注意。
この先ネタバレありと注意書きもされているので(20・21ページ)、そこまでは本編の前に読んでも大丈夫です。
推理小説によく載っている登場人物の一覧が無いのが不便ですが、オリエント急行の客室の図があるので、誰がどの部屋かは確認出来ます。
(しかしこの図が載っているのはネタバレ注意のページなので、絶対ネタバレしたくない人には使いづらい)
「ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった」感想
ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった
原著:アガサ・クリスティ
英文リライト∶ニーナ・ウェグナー
文法解説∶岡本 茂紀
出版社:IBCパブリッシング
値段:2,420円(税込み)
「ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった」は2023年発売。こちらも今年になってやっと購入しました。
「ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件」と比べると、こちらの方がページ数が少ないです。
オリエント急行は208ページ。
そして誰もいなくなったは200ページです。
「ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった」も、この4つのパートで構成されています。
①「そして誰もいなくなった」について
左ページ 英文
右ページ 日本語訳
②本編
左ページ 英文
右ページ 英文法の解説、単語
③日本語訳
④英文法の解説(4ページ)
「そして誰もいなくなった」はタイトルだけご存じの方も多いのではないでしょうか。
①のパートに犯人が書いてあるので、ネタバレしたくない方は①を後回しにして、先に本編を読むのをおすすめします!
途中に<この先ネタバレ注意>みたいな文言が赤字で書いてありますが、その直後に犯人の名前が・・・。
赤字の注意文の意味が無いぐらい、注意文を見た時に犯人の名前も目に入ってしまいます。
「ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件」の方には無かった登場人物の一覧が、こちらにはあるので便利です◎
読みやすくリライトされた英語
原作そのままではなく、難易度を下げた英文にリライトされています。そのおかげで読みやすく、私英語読めるかも!という気分になれるところが良いです笑。
途中よく分からないところがあっても、飛ばして読み進めて最後まで読みました。
一度読んで終わりではなく、何度も読めばもっとスラスラ読めるようになるはずと思って、繰り返し読んでいます。
英文法について
英文法の基礎から勉強するための本ではないので、基礎から勉強したい場合は専用の参考書が必要です。
クリスティファンには読みやすい
私はアガサ・クリスティの作品は大体読んだ事があります。(ハヤカワ ミステリ文庫の日本語訳です)
ストーリーを知った上でこの2冊を読んだので、知らずに読むよりも英語が分かりやすいと思いました。
ストーリーを知らない方には、ネタバレ注意のパートは読まずに本編を読むのがおすすめですが、先にネタバレのところを読んで流れを理解してから本編を読むのも良いかもしれません。
まとめ
「ミステリーで読み解く英文法 オリエント急行殺人事件」と「ミステリーで読み解く英文法 そして誰もいなくなった」をご紹介しました。
- 簡単な英文にリライトされているので読みやすい
- 原作の日本語翻訳を読んだ事がある方に特におすすめ
原作を読んだら英語の勉強になりそうと思って、本屋でペーパーバックを見てみる事もありますが、全部読めないかもしれないし・・・と躊躇してしまい、実際に買った事は無いです。
今回買った2冊はリライトされていて読みやすいので、何度も読んで英語力を上げたらペーパーバックも買ってみようかな、と思いながら勉強頑張ります。